任意整理をするとどのくらい利息を免れるのか？

消費者金融等からの借入について、何年にも渡って必死に支払いをしているのに元金が全然減らず先が見えない、とご相談を受けることが多々あります。

債務整理のうち、任意整理では将来利息（完済までの間に借入残高に対して発生する利息）を免除してもらって和解をすることが殆どです。

任意整理をするのとしないのでは、返済総額にどのくらい違いが出るのでしょうか。

契約の内容によって異なりますが、ここでは借入金額２００万円、金利を年１５％、元利均等方式（返済月額に利息が含まれている）だと仮定してシミュレーションしてみたいと思います（当事務所の計算方法によるものですのであくまで目安として下さい）。

 

①月々３万円を返済している場合

	約定通りの支払い	任意整理をすると
返済月額	３万円	34,000～56,000円
完済までの期間	145ヶ月 （12年1ヶ月）	36～60ヶ月 （３～５年）
完済までに支払う利息	232万3,258円	無し
支払総額（元金＋利息）	432万3,258円	200万円

    

②月々４万円を返済している場合

	約定通りの支払い	任意整理をすると
返済月額	４万円	34,000～56,000円
完済までの期間	79ヶ月 （6年7ヶ月）	36～60ヶ月 （３～５年）
完済までに支払う利息	115万6,515円	無し
支払総額（元金＋利息）	315万6,515円	200万円

 

 

③月々５万円を返済している場合

	約定通りの支払い	任意整理をすると
返済月額	５万円	34,000～56,000円
完済までの期間	56ヶ月 （4年8ヶ月）	36～60ヶ月 （３～５年）
完済までに支払う利息	78万8,657円	無し
支払総額（元金＋利息）	278万8,657円	200万円

   

 

 

どうでしょうか？

 

利息を考えると、大きな差があることがおわかりいただけたのではないでしょうか？

 

このように任意整理では考えて返済していきます。

 

あなたの場合どうなるのかは、いつでも計算しますので、当事務所までお越しください。

 

相談料は無料です。

 

土日祝、夜間にも対応していますので、お気軽に相談にお越しください。