【心の準備】債務整理の相談で弁護士に聞かれることとは?
2021/04/25
いざ、「債務整理の相談に行こう」と決めても、弁護士に会うのって、抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?
弁護士って言えば、気難しそうとか、話が難しそうとか、敷居の高い場所というようなイメージが強くありませんか?
今でこそ、行列のできる法律相談所のおかげで、弁護士もその辺の人なんだな~というイメージもあるかもしれませんが、それでも緊張感でいっぱいでいらっしゃる方が多いものです。
ということで、事前に心の準備ができるように「相談で聞かれること」をまとめておきたいと思います。
まず、弁護士が債務整理の相談で聞きたいことはコレ!
債務整理の相談で弁護士が聞くのは、まずは債務状況に関することです。
どこから、いつ、いくら借りているのかということです。
住宅ローンや車のローンがあるかも聞かれます。
連帯保証人が付いている借り入れがあるかも聞かれます。
ごくまれに、どこから、いくら借りているか全然把握していないという方もいらっしゃいますが、これは絶対に聞かれるので相談前によく思い出しておくことが必要です。
家族や友人知人など個人からも借りている場合、「これは関係ないから弁護士にも内緒にしておこう」と考える方がいらっしゃいますが、方針を決めた後で打ち明けられると方針を再検討しなければならない場合がありますので、内緒にはしない方がよいと思います。
債務整理の相談では、債務を作ることになった「原因」も聞かれる
債務が増えてしまった原因も聞かれます。
生活費なのかギャンブルなのか、失業なのか、遊興費なのかなどです。
言いにくいことかもしれませんが、弁護士は、不要な情報を聞き出そうとはしませんので安心してください。
債務の原因に対して、どのような対応が取れるかを考えるために必要なことです。
債務整理の相談では「財産の状況」も聞かれる
不動産はあるかないか、車はあるか、預金や生命保険があるか、仮に退職するとなると退職金があるか、その他有価証券、貸金、預け金、高価なものなど、財産となるものにどんなものがあるかということです。
債務整理の相談では「就業状況と家族構成」も聞かれる
正社員かアルバイトか、勤続何年か、月額の手取額はいくらか、ボーナスはあるかないか、期間の定めのある契約社員の場合は契約期間が何年かなどです。
あと家族構成も聞かれます。
同居の家族全員の年齢、職業、収入です。
債務整理の相談では「支払っていける額」を答えられるとスムーズ!
最後にこれは、なかなかぱっと答えられる方は少ないのですが、手続きを選択する上で重要となってくるため、絶対に聞かれることがあります。
それは、収入の中から支払いに回すことができる金額です。
毎月のお給料の振込額から、どうしても生活する上で必要となる家賃や光熱費、電話代、食費、日用品代、教育費などを差し引いた額です。
これらのことが相談前にまとまっていたりすると、相談を担当する弁護士は間違いなく喜びますし、手続きまでが、とてもスムーズに行えるので、あなたにとってもメリットだらけとなります。
まとめ
結構聞かれることがたくさんだなぁと思われましたか?
でも、これらの情報は、あなたのこれからのことを決めるために欠かせない大切な情報ばかりです。
一言で言うのなら、代理人として、あなたのことを最善に守るための材料を我々弁護士にください!というお話なのですが…法律が絡むと、小難しくなるところがハードルを上げています。
ですから、上記に書いたことを隠さずに債務整理の相談に行ったときに答えられると、あなたの道もスムーズに決まりますよ。
どうか恥ずかしがらずに答えてくださいね。
あなたを救いたいだけですから!