ヤミ金の対処は「弁護士」に任せよう!その方法を教えます
2021/04/27
お金の融資がどこからも受けられなくなると…つい、電柱に貼ってある
「お金貸します080-00000000」
というチラシなどを見て、考えた果てに電話をしてしまう。
本当はいけないことだとわかっているけど…今、お金のない現状から切り抜けるためには、致し方がない。
ちゃんと、返せば大丈夫!
そう言い聞かせて、電話をしてしまう…
ヤミ金の始まりは、こんなことから始まります。
そこからどんなことが起こるかもわからずに…
ということで、今回のお話は「ヤミ金の対処方法」についてを弁護士としてお話します。
ヤミ金とは一体どんなものなのか?
ヤミ金は、出資法の上限金利をはるかに超える超高金利で貸付を行い、その貸付期間も短期間であることが特徴で、勧誘の際に携帯電話番号と名前(偽名)しか知らせないことがほとんどです。
にもかかわらず、借主の情報は、事細かに聞いてくるので、そこがヤミ金の恐ろしさです。
事細かというのは、あなたの家族・職場・お子さんの学校・親戚など…あなたにとって不都合の起こる人全般の情報を引き換えにすることになります。
そして、貸金業法では、年109.5%(1日にすると0.3%)を超える利息での貸付は、その利息だけでなく元金についても無効であるとしています。
これは、ヤミ金からお金を借りたとしても、その返済は必要無いということです。
一度ヤミ金に手を出してしまうと、ヤミ金への返済のために別のヤミ金で借り入れをせざるを得なくなり、業者数は2つ、3つと増えていき、最終的には厳しい取り立ての電話に怯える生活になってしまいます。
厳しく取り立てれば払ってくれるとヤミ金に思われてしまわないよう、ヤミ金と手を切るには支払いを断固拒否する必要があります。
でも、誤解しないでください。
あなたが、返すつもりがなくお金を借りたとしたら…ヤミ金が相手であったとしても、詐欺罪で問われることになります。
ヤミ金相手に弁護士は、どんな対応ができるのか?
ご自身で支払いを拒否することは中々難しいのが現状ですが、ヤミ金からの借り入れについても弁護士による債務整理は可能です。
ヤミ金業者の連絡先、いつ幾ら借りて、いつ幾ら返済するよう言われているかを確認した後直ぐに、弁護士からヤミ金業者に連絡(電話)をし、「一切支払えない」旨を告知します。
弁護士は、あなたの味方ですから、ヤミ金相手に臆することなく、淡々と代理人として、どういう対処を取るかを説明し続けます。
その後の対応は業者によって異なりますが、多くの場合は、弁護士からの告知を受け、取り立てを諦める傾向にあります。
中には、そうでないヤミ金もあります。
ただ、請求を止めないヤミ金も、電話に応答しなければ暫くして止むことがほとんどだと思います。
ヤミ金からの取り立てが止まれば、問題は解決です。
まとめ
ヤミ金に安易に手を出してはいけません。
ヤミ金でお金を借りても、あなたにメリットなど1つもありません。
毎日、督促に怯える日々から脱却するためにも、今すぐ弁護士へ相談するようにしましょう。
弁護士は、あなたの味方です。
無料相談を実施している法律相談所も多いですから、返済に困ったら、次から次へと借りる前に弁護士に相談することを忘れないでください。