自己破産手続きの流れと期間を解説!
2021/05/12
破産手続きをすることに決めたとき、気になるのは、その流れと期間ですよね。
一体、どんな流れで進むことになるのかがわからなければ、不安しかないと思います。
だから、今日は詳しく簡潔にお伝えしたいと思います。
破産手続きの流れ
破産手続きの一連の流れについて、おおよそのタイムスケジュールと共にご説明します。
①弁護士に破産手続きを依頼、依頼当日に各債権者へ受任通知を発送
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2~3ヶ月(債権調査期間、申立書類の準備、弁護士との打ち合わせ)
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②裁判所へ破産申立
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2週間~ひと月(申立内容の確認、追加書類等の提出)
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③予納金を裁判所に支払う
④裁判所で破産手続開始決定がされる(管財事件は管財人が選任される)
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1週間程
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⑤管財人との面談
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3ヶ月(管財人による事件精査、換価等の手続)
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⑥財産状況報告集会・計算報告集会(同時廃止の場合は免責審尋期日)
⑦破産手続廃止決定及び免責決定
なお、同時廃止事件の場合は、④の開始決定時と同時に廃止決定がされ、管財人の選任はありませんので⑤は無しとなります。
⑥については管財事件も同時廃止事件も裁判所への出頭が必要です。
【まとめ】破産手続きの総トータル期間
破産手続きの流れと期間を一連でお話させていただきました。
最後に、おおよその総トータル期間をまとめておきます。
同時廃止事件の場合…7ヶ月ほど
管財事件の場合…1年ほど
集会があるので、その分期間が長くかかります。