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自己破産「家賃が高い・食費が高い場合」手続きを進めることはできるのか?

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自己破産「家賃が高い・食費が高い場合」手続きを進めることはできるのか?

自己破産「家賃が高い・食費が高い場合」手続きを進めることはできるのか?

2021/05/10

以前は高収入だった方が何らかの原因で収入が減ってしまい、それに合わせて生活レベルを落とさなければいけないのに、それができず、借金が増えてしまったという方が相談に来られます。


高かった生活レベルを下げるということは実際はなかなか難しかったりします。

 

でも、借金が膨れ上がってくれば、債務整理をせざるを得ない状況になり、最終手段である自己破産手続きという選択を選ぶこともあります。

 

そんな時に気になるのが、家賃が高いこと、生活費を使い過ぎていることです。

 

それでも、破産手続きを進めていくことはできるのでしょうか?

 

 

 

高くなった生活の質を下げることは難しい

 

高級賃貸マンションから安いアパートに引っ越すのは誰でも嫌でしょうし、子供の習い事はどうしても続けさせてあげたい、妻が見栄っ張りな性格など事情は様々です。


ただ、自己破産をするとなると、どうしてもこれらを見直す必要が出てきます。


自己破産の手続きでは、家計収支表といって一家の家計の収支の状況を裁判所に報告する必要があります。


こういう方の場合、家賃や食費、日用品などの出費が大きすぎるという難点があります。


自己破産を受任する段階で、ご本人には全体的な生活レベルを引き下げる必要があります、節約に心がけて無駄な出費はしないで下さいと言いますが、なかなか響かないのが実情です。


毎月、家計の収支の状況をファックスで送ってもらうのですが、どうしても支出の合計が収入を上回ってしまうのです。

 

 

 

 

借金の原因になるギャンブルと生活の質を対比してみると…

 

ギャンブルや投資が原因で借金ができてしまった方は、ギャンブルや投資をやめてしまえば、借金ができるということもなくなるので簡単です。


これに対して、全体的な生活レベルが高い場合は、借金の原因となるものを取り除くのが難しいのです。


一般的にはあまり知られていないのですが、自己破産の手続きは経済的に更生するための手続きなのです。


経済的に更生ができていないと、裁判所は免責(借金の帳消し)を出してくれません。


場合によっては家族の方にも事務所にお越し頂いて、携帯電話代をもう少し削ることはできないか、習い事を1つやめることはできないか、買い物は自転車で行くことはできないかなど、支出が収入の範囲内で収まるように話し合ったりします。
 

 

 

 

まとめ

 

借金の返済には困るけど、必要なものは必要なんだ!!

 

その主張はわかりますが…現実的ではありませんが、仮に赤字の状況で自己破産手続きができたとしても、もう借入をする先はどこにもありません。

 

どの道、生活の質を見直すことが必要になります。

 

単に持っている借金を帳消しにして、またどこかで穴埋めをすればいいや…という甘い考えでは、裁判所も認めることはありません。

 

今得られる収入に見合った生活をしていくために、破産手続きをして、借金を帳消しにしてもらうのが「自己破産」なのです。

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